2022年2月下旬野菜産地作付動向

野菜生産現場

野菜生産2月状況

 オミクロン株の急激な拡大で外食需要が減少した状態が続いております。今年度はラニーニャ現象が強く現れ12〜2月と低温が続いたため、露地野菜の生育は停滞、凍害も発生しております。出荷量が減少したため、今まで安値でありましただいこん、キャベツは高値になってきております。日本国内の青果価格は安かったため労力のかかる作物が減り、労力がかからず比較的高値で推移した品目に切り替える生産者が増えてきております。増加する野菜はブロッコリー、じゃがいも、トウモロコシ、ネギで、減少する野菜は大根、白菜と予想されます。

大根

関東以西は1〜2月の低温で春大根の生育が遅れたため5月までの出荷量が少ない可能性が高いです。東北、北海道も面積が縮小しております。

人参

関東以西の冬人参はやや豊作でしたので安値が続いております。春人参の面積も増えている状況です。低温乾燥で生育はやや遅れておりましたが、4月以降は気温の上昇とともに回復し順調に進むと思われます。

キャベツ

12〜2月の低温、乾燥により生育が遅れ、小玉で推移しております。4月までの出荷量は少ない見込みです。

白菜

外食需要の低迷により青果価格も安値で推移しています。春白菜の栽培が減少しており4月以降は青果価格が上昇する可能性が高いです。

レタス

東海以西は低温により肥大が遅れております。茨城県のトンネル栽培も生育が遅れ3月中旬まで出荷量が少ない見込みです。4月以降は平年並みに戻ると考えます。

ブロッコリー

低温で生育が停止していましたが、気温の上昇により一気に出荷が増えます。

ネギ

面積増加で市況は低迷する可能性が高いです。4月以降は抽台が多くなりますので早めの出荷が求められます。

じゃがいも

北海道の不作と輸入原料の輸送問題で品薄が続いております。九州産の面積も増えておりますが、北海道産が出荷されるまで高値が予想されます。

今後について

ラニーニャ現象は4月まで続くと予想されます。東北、北海道の雪解けは早いですがその後の低温長雨が続く可能性が高いです。土壌水分を確認して無理な耕起をしないようにする必要があります。

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