人生は長いか短いかを考えてみよう

雑記

人生は短い

2000年前のローマ時代哲学者セネカは『人生の短さについて』解説している。
結論から言うと人により短いし、長い。
当たり前だが、人生=時間である。約30000日という人もいる。
人の一生は偉大な仕事を成し遂げるには十分な時間が与えられている。偉業を成し遂げた人も何もしなかった人も同じ時間である。両者の決定的な差は時間を上手く使ったか使わなかったかである。
今日一日自分のために使ったかどうか?考えてみよう。

無駄なことに時間を奪われすぎている

他人から5〜10分時間下さいと言われ街角アンケートに使ってしまう。
職場の嫌な人と同じ時間を費やしてします。
不摂生をして病気になり、ベットに横たわり時間を使ってしまう。
何も考えず、ボーッとしてすごしてしまう。

相手の時間を尊重すること

むやみに『あなたにお会いしたいです』『あなたとお食事がしたいです』と言ってないだろうか?
成功している人ほど自分の時間(お金)と交換できるほど価値のあるものかを考え、行動しているようだ。だが自分も含めて少しくらいならいいじゃないと時間を軽視する。時間は形がないし、目に見えないので時間が無料のものであるかのように惜しげもなく使うし、相手にも使わせようとする。
ステイーブジョブスは30年間毎日鏡に向かって『もし今日人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることは本当にやりたいことか?』と語り続けていたそうだ。

先延ばしにしてはいけない

いつかやろうとか絶えず考えて自分のやりたいことを先延ばしにしがち。時間は湧水のようなもの。今日1日の時間を有効に使おうが使わなかろうがどちらも消費される。だったら『今有効に使え』

期待と恐怖を捨てること

『今を有効に生きる』は分かっていても行動出来ない。そのためには期待と恐怖を捨てることだそうだ。いつか海外旅行に行ってみたいとか女の子に断られたらどうしようとか未来に期待と恐怖を持っているから行動出来ない。セネカは『現在を疎かにし、未来を恐れる人たちの生涯は極めて短く不安い満ちている。』と言っている。

多忙になるな

セネカは『酒を浴びるほど飲んだり、性欲に支配されたり、多忙な人は自分の人生を浪費する人』と考えている。特に忙しすぎる人は何も成し遂げなれない。日本のサラリーマンのようなもの。自分自身のスケジュール表を確認するとあまりにも他人のために使っていることが気づく。自分が何をしたいのかを考えられない。成功している人は自分が何をしたいのか?自分の大切な人と過ごす時間を多く費やすことを実践している。

本を読んで自分にとってためになることを考えろ

過去の哲人から多くのものを学ぶ。お金持ちになる方法、人間関係を円滑にする、家の建て方、料理の仕方など本から学べる。であればその本を読まないのはもったいない。
セネカは自分の嫁の父親に『今やっている仕事は他の人でもできる。すぐ辞めて、偉大な仕事をするべきだ』と手紙を書いている。

とても2000年前の本だとは思えない。一度立ち止って自分自身を考えなおしたい。

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