日本の平均年収推移

雑記

日本会社員の年収が下がっている

国税庁の『民間給与実態統計調査』では2019年の会社員平均年収は436万円で前年比より1.0%減少となっております。自分自身が働いている25年間の日本は失われた20〜30年と言われ、経済が低迷しています。それに伴い、会社員の年収も上がっていません。

日本の会社員の年収推移

1989年の平均年収は452.1万円でした。その後、バブルで上昇し、私が入社した1996年には平均年収が470万円を超えましたが、その後、バブルが弾け減少。2014年には419.2万円まで下がりました。ただ、その後、アベノミクスで上昇しましたが、コロナウイルスにより経済が停滞。今後は再度減少していくと思われます。

消費も増えない日本

 このように年収が下がると消費も減少します。世界の2020年の主要国小売販売量の伸び率に着目してみます。このコロナ禍で最も伸び率が高い国は北欧のノルウェーで前年比8.28%とのことです。前年比プラスになった国は34カ国中半分の17カ国でした。肝心の日本ですが順位は28位で前年比マイナス3.28%。先進国7カ国中6番目という悪い結果です。

世界主要国『小売販売量伸び率』 OECDより

1位ノルウェー (8.28%)
2位フィンランド(4.25%)
3位ドイツ(4.23%)
4位エストニア(3.51%)
5位イスラエル(3.42%)
6位ポーランド(3.2%)
7位オランダ(2.92%)
8位オーストラリア(2.75%)
9位スウェーデン(2.59%)
10位リトアニア(2.58%)
*ヨーロッパ多いですね

これからの日本

コロナ禍の対応は国様々ですが、その中でも日本は消費が冷え込んだ国となっております。この小売販売量の伸び率から給与が増えないから物を買わないという悪循環に陥っております。今後の日本が失われた30年から40〜50年と続いていくのでしょうか?国に頼っても仕方ないので自分でできることを考え、行動していくしかないと思います。

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