コロナワクチン接種でパンデミックは終わらない

日本はコロナワクチン接種が遅れていますが、外国ではすすんでいる国もあります。ただ、依然としてパンデミック終息宣言がなされておりません。
不安な日々を過ごしている中、コロナの最終ゴールはどこなのかを考えてみたいと思います。

パンデミックが終息するゴール設定

昨年は国民成人のワクチン接種率が60〜70％になると集団免疫を獲得すると予想し、ここを目指していました。ところが、ニューヨークタイムズの記事では接種率が
５０％以上進んでいるアメリカで集団免疫は無理という記事を出しました。

集団免疫をあきらめた理由

専門家が集団免疫は無理と考えた理由は変異株の出現とワクチン接種を躊躇する人たちが３０％以上いることです。接種率が高まっても変異株により拡大している現実があります。

ワクチン接種率が５０％以上の国は８カ国

２０２１年６月時点でカナダ（６４.４％）、イスラエル（６３.３％）、イギリス（６０.３％）、チリ（６０.３％）、バーレーン（６０％）、モンゴル（５７.７％）、ハンガリー、アメリカの８カ国です。
ただ、6月１１日のニューヨークタイムズではモンゴルで感染拡大が報告されました。ワクチンは中国のシノファームを主に使用しているそうです。モンゴルだけでなく、イギリス、チリ、バーレーンでも変異株が発生し、感染拡大がすすんでいます。時に今、感染拡大が増加しているのが、ワクチン接種率が高い国で起こっているのが不可解です。これが今の現実です。

これからどうなるの？

集団免疫を提唱していたDrファウチも集団免疫は無理のような見解を示しているようです。このことからワクチンにより集団免疫は獲得出来ず、将来も続いていくと思われます。
コロナウイルスはインフルエンザと同じような形になりえます。自身も覚悟を決める必要があると感じ、生活していきます。